英語で『喫煙所』

英語の案内文

『喫煙所』

DESIGNATED SMOKING AREA

どんな場面で使えるの?

『指定の喫煙所』という意味のサインです。
そのものズバリですので、喫煙所のドアなど入り口や中に張り出してお使いいただけます。

“smoking”というのはふわっと「喫煙」を意味する表現です。
最近では電子タバコを吸う方も増えているので、アイコンを見て分かりやすいように紙たばこと電子タバコの両方を使いました。

お客様の使用言語にかかわらず伝わりやすいユニバーサルデザインにしようと意識していますが、案内サインの表現を補完する役割も担ってくれています。

少し詳しく

昨日のサインで出てきた「指定場所」である「喫煙所」を指す言葉を取りあげました。

動詞の“designate”には「指定する」「指名する」という意味があり、“designated”で「指定の、指名された」という意味になります。辞書を見てみるとこのように説明されています。

des・ig・nate¹ /dézɪgnèɪt/
—動(―ig・nates /‐nèɪts/; ―ig・nat・ed /‐ṭɪd/; ―ig・nat・ing /‐ṭɪŋ/; 名 dèsignátion)

1 [普通は受身で] 指定する, 選定する (for); 〈…〉を指名する, 任ずる

例文)
♦That town was designated (as) a danger zone.
その町は危険地帯に指定された.
♦He was designated to chair the committee.
彼はその委員会の議長を務めるように指名された.

『ルミナス英和辞典(第3版)』 研究社より

今回の案内サインでも受け身で使われていますね。
余談ですが、野球用語のDHは”designated hitter”の略で、文字どおり「指名打者」という意味で使われています。

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温泉チェーン、外資系ホテル、旅館支援など、宿泊業界に20年以上従事してきた中で「これ、英語で何て言うの?」を調べ続けてきました。
その経験を基に多言語で案内文を紹介します。

現在は海外の映像に日本語字幕をつける仕事をしています。
英語のほか、フランス語、ドイツ語、ラテン語、トルコ語を鋭意勉強中。

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