本日の案内文
『この水は飲めます』
THIS WATER IS SAFE TO DRINK
どんな場面で使えるの?
ホテル、旅館向けの案内文です。
洗面所や浴室の水が飲むのに適している場合に、その近くの壁に貼ったりカードを設置してご案内するのに使えます。
お客様に直接聞かれた場合など、口頭で伝える際にも使えます。このままで丁寧な文です。
少し詳しく
お水が飲めるか飲めないか問題は大事です。
この水は“safe”ですよと伝える文です。おさらいですが“safe”の意味を見てみましょう。
safe /séɪf/
『新英和大辞典 第6版』 研究社
―adj. (saf・er; saf・est)
1a 安全な, 危険のない, 心配のない
『新英和大辞典 第6版』 研究社
「安心して飲めますよ」ということですね。
さて日本国内では“Good for drinking”や“Good to drink”という表現も見られます。
文法上は間違っていないと思いますし伝わっていると思います。
ですが海外での使用例を探すと、ホテルの客室内の水道水のことを指して使っている例はかなり少なかったです。
圧倒的に“safe to drink”が使われているようです。
“Good for driking.”はクチコミサイトで、雰囲気がよいバーやレストランで「飲みにいくのにいいよ」と言うのに使われていました。「飲みのによい」と日本語にすると近いのですが、使うシチュエーションは異なる気がします。
“Good to drink”は“safe to drink”と同じ用法で使われている例はありますが、少ない印象です。
ということは、当サイトでは”safe to drink”を推奨したいと思います。
このサイトでは日本語を英訳しているのではなく、実際に同じ場面で使われている多言語の表現を紹介しています。必ず、実際に使われている例を確認して、その文をそのまま紹介しています。
長年、宿泊業に関連した仕事をしていますが、目的は翻訳ではなくお客様に伝わることだと考えています。このサイトがお役に立てれば幸いです。
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