『ご乗車場所へは出発時刻の10分前までにお越しください』
You should be available at your Boarding point 10 minutes before the departure time.
少し詳しく
前回は『10分前に乗車開始しますよ』という案内文を取り上げましたが、今回は対になる表現です。
数字を変えて次のように言うこともできます。
“5 minutes = 5分前”
“15 minutes = 15分前”
“30 minutes = 30分前”
“60 minutes = 60分前” または “1 hour = 1時間前”
“minute”で「分」という意味ですが、“minutes”と語尾に“s”が付いているのは数字が複数だからです。
1時間という時は単数になるので“1 hour”と語尾の“s”はつきませんのでご注意ください。
「1分前までに」ということはあまりないと思いますが、そのように言いたい場合は“1 minute”と語尾の“s”が落ちるのでお気をつけください
前回と同じくこの英文は「何に乗るのか」には触れていません。
“boarding = 乗ること”という意味で、辞書で確認すると次の意味があります。
bóard・ing /―ḍɪŋ | ―dɪŋ/
『新英和大辞典 第6版』 研究社
―n.
1 (船・汽車・飛行機・バスなどに)乗ること, 乗船, 乗車, 搭乗; [修飾語として]
例文:bóarding pàss
―n. (飛行機の)搭乗券.
乗り物全般に使える表現です。
シチュエーション
バスだけでなく、船(観光船、遊覧船、フェリー)や電車や飛行機の乗車にも使える便利な表現です。
“should = すべきである”というのは少し強い言い方です。予約に関する案内文などには問題なく使えますが、口頭で言うには適しません。友達同士の会話でも偉そうに聞こえると思います。
お客様に口頭で使うのは避けてくださいね。
オンライン予約の注意文などに記載するにはご活用ください。
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