本日の案内文
『禁煙室/ご協力ありがとうございます』
NON SMOKING ROOM
Thank you for not smoking
どんな場面で使えるの?
禁煙室内に設置する案内サインです。
ホテルや旅館の客室、フェリーの船室、カラオケルーム、何かの施設の客間などに、この画像をそのまま印刷して張り出してお使いいただけます。
サイン向けの英語表現なので話し言葉向けの表現ではありません。口語で「ここは禁煙室です」と伝える時は、“This is a non-smoking room.”と主語をつけ加えて文にしましょう。
少し詳しく
今回はホテル、旅館向けの禁煙ネタです。
“thank you for ~ = ~をしてくれてありがとう”という意味です。「~」には名詞(動名詞)が入ります。
“not smoking”は“smoking = 喫煙”を“not”で打ち消しているので「喫煙をしないでくれて」という意味になります。
「ご協力ありがとうございます」を英語にしたときに「協力」を直訳して“Thank you for your cooperation.” という言い方もあります。
今回の「禁煙」のようにお願いしていることが明確な場合は、「禁煙していただきありがとうございます」と直接伝えることもできます。日本語は曖昧な表現が多いですが、英語ではこのように具体的に表現することが多いように思います。
雑談になりますが、会話の中で相手がこれから外食に行くと分かれば別れ際に“Enjoy your dinner!”と言います。相手が映画を見に行くなら“Enjoy the movie!”、相手がこれから食事会などのパーティーに行くのであれば“Have fun!”と内容に合わせて表現を変えることが多いです。
このほうが相手の話を聞いていますよ、楽しんでくださいね、という気持ちを伝えられる気がします。
ホテルや旅館でお客様と会話をする際に、ペラペラ受け答えができなくてもお客様の話を受けて、お客様が出かける際に“Have a nice dinner!”などと言って見送るだけで、お客様におもてなしの気持ちが伝わると思います。
さて、案内文の話に戻ります。
案内サインに「.(ピリオド)」をつけていませんが、正式な文ではもちろん「.」をつけます。見出しやサインの場合の表現とお考えください。
禁煙のご案内は、さまざまな表現&案内方法がありますので回を分けて細かく紹介します。
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